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医療機器を撤去するなら「売却」しよう」!よくあるQ&Aと売却方法

病院移転・閉院の際に不要な医療機器がある場合、廃棄や売却といった撤去方法があります。しかし、医療機器を業者に売却する場合、「査定にはどのくらいの費用がかかるのか」「どのような医療機器を買い取ってもらえるのか」などの疑問を持っている方も多いでしょう。

今回は、【医療機器の撤去・売却に関するQ&A】【売却をスムーズに行うためのポイント】について詳しく解説します。医療機器の撤去を検討している方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

1.医療機器を撤去したいなら廃棄よりも売却がおすすめ!

病院の移転や閉院に伴い、医療機器の撤去が必要となった場合、廃棄業者に医療機器の廃棄処理を頼むよりも売却することがおすすめです。医療機器を廃棄する場合はコストがかかりますが、売却する場合は収入を得ることができます。また、廃棄にかかるコストを削減できるだけでなく、撤去に手間がかからないことも、医療機器を売却がおすすめといえる理由の一つです。

業者に買い取ってもらえる医療機器には、CTスキャナー・MRI・X線装置・電子内視鏡・超音波診断装置・眼科機器などの医療機器があります。対応している医療機器は業者によって異なるため、まずは業者に、買い取ってもらいたい医療機器が売却できるかどうか、問い合わせを行いましょう。また、業者によって医療機器の売却は全国に対応しているため、郊外や地方など病院の場所が買取会社から遠くても利用することができます。

医療機器を売却する際は、廃棄方法に注意が必要です。医療機器は産業廃棄物として分類されているため、一般の粗大ゴミとしては廃棄することはできません。医療機器は、血液や病原微生物などが付着している可能性が高いです。医療機器をそのまま廃棄してしまうと、病気を拡散する恐れがあるため、滅菌消毒を行うことが重要です。また、感染の可能性が低いものであっても、一般の産業廃棄物と同様に、特別管理産業廃棄物の取扱許可を取得した業者による運搬・処理を行う必要があります。

2.医療機器の撤去・売却に関するQ&A

医療機器を撤去・売却は頻繁に行うことではないため、撤去方法以外にも「何に費用がかかるのか」「どのくらいの費用が必要なのか」など、疑問を持っている方も少なくはありません。また、医療機器の型が古く、しばらく使用していない医療機器についても、売却が可能かどうか気になることでしょう。

ここでは、医療機器の撤去・売却を行う際の疑問について解説します。

2-1.撤去するのに費用はかかる?

医療機器の買取業者に売却して撤去してもらう場合、業者によっては医療機器の撤去に費用は不要です。医療機器の売却費用がかからない業者に医療機器の撤去を依頼する際は、医療機器の搬出・輸送のためにかかる費用は、買取業者が負担します。撤去費用がかからない業者では、機器の解体・撤去作業も業者負担となるため、大型の医療機器や閉院などで大量に撤去する場合でも、出費が大きくなるといった心配はありません。

2-2.しばらく放置していた医療機器は買い取ってもらえる?

倉庫などで保管していたり、しばらく放置しており使用していなかったりする医療機器を撤去したい場合も、動作に異常が見られなければ売却することが可能です。業者によって、医療機器が故障しているものでも買取対象となる場合があります。また、倉庫などに大量の医療機器を保管していたり、型式が分からなかったりする場合も同様に、業者により下見してもらうことも可能です。売却したい医療機器は買取対象商品か、または廃棄するものなのかを選別してもらいたい場合は、買取業者に相談することをおすすめします。

2-3.査定にはどのくらいの費用が必要?

基本的に、医療機器の買取時に行われる査定に費用はかかりません。業者によっては査定の費用を負担する場合もありますが、大抵の買取業者は査定を無料で行っているため、気軽に査定を依頼することが可能です。

医療機器の査定に費用がかかることはありませんが、医療機器の買取時には、一次査定と二次査定を行います。

3.医療機器の売却をスムーズに行うための3つのポイント

医療機器は一般の機器とは異なり、取り扱いに注意が必要です。医療機器を業者に買い取ってもらう際は、事前に3つのポイントを抑えておくことで、売却後のトラブルを未然に防ぐことができます。また、自分で医療機器の撤去を行う作業時間も省くことができるため、患者を診察する時間にあてることが可能です。

ここからは、医療機器の売却をスムーズに行うための方法を具体的に紹介します。

3-1.買取会社が薬機法に遵守しているかどうか確認する

買取会社を選ぶ際は、法律を遵守しており、信頼できる企業かどうかを必ず確認しておきましょう。
2014年に旧薬事法が改正され、医療機器の販売に関する仕組みが厳格化し、医療機器の販売・貸与についての届出や、医療機器の修理についての許可が必要であると定められました。そのため、届出や許可を適切に行っていない業者が、医療機器の販売・貸与・修理を行うと法律違反となります。なかには、法律を無視して再販する悪質な買取業者もあるため、事前に買取業者が法律を遵守しているか確認することが大切です。

医薬品医療機器等法は、業者に対する義務を定めたものであるため、法律を守らない業者に売却してしまっても、医療機関が罪に問われることはありません。しかし、社会的な信用にも関わるため、買取業者は慎重に選ぶ必要があります。買取業者のホームページや口コミ、実績などを確認し、事前に買取業者の社会的な信用度を調べておくことが重要です。

3-2.高値がつくよう付属パーツを揃える

売却する医療機器が購入時の状態に近いほど、買取価格で高値がつきやすくなります。メンテナンスや動作に不具合が生じていたり、機器に傷やへこみがみられたりする場合、買取価格が減額されることがあるため、日頃から医療機器の取扱には注意しましょう。

また、医療機器の本体が綺麗かどうかだけでなく、購入時についていた付属パーツもきちんと揃っていると、高値で買い取ってもらいやすいです。例えば、CT装置の場合は、管球部分のモデルや管球交換後のスライス数により、買取価格が変動します。また、MRI装置の場合は、コイルの種類や数も価格を決定するポイントとなるため、事前に「付属パーツが揃っているか」、「動作に不具合はないか」などを確認しましょう。

3-3.大規模・買取品数が多い際は時間に余裕を持つ

買い取り品数が多いと査定などに数日間かかることもあるため、スケジュールに余裕を持って医療機器の売却の相談を行いましょう。病院の移転など、決まった日時までに撤去を終わらせたい場合は、早めに医療機器の買取業者と話を詰めておくことが大切です。また、電話からの問い合わせで、医療機器の概算価格を教えてもらうこともできます。時間に余裕を持って医療機器を売却できるよう、前もって医療機器の買取方法や概算価格について、業者に問い合わせることがおすすめです。

大型の医療機器や大量の医療機器を撤去する場合は、解体や搬出などの作業に時間がかかるため、場合によっては数日間かけて作業を行うこともあります。搬出経路などの確認にも綿密な打ち合わせが必要となる場合もあるため、余裕を持った売却プランを立てしましょう。

まとめ

医療機器を撤去する際は、まず法令を遵守した買取業者に無料査定を問い合わせてみましょう。医療機器の動作に異常がなければ、現役でない機器でも無料で処分してくれたり、通常価格で買い取ってもらえたりできます。また、医療機器の売却は、全国どこでも対応可能なため、遠方でも安心して撤去することが可能です。

今回の記事を参考に、医療機器の撤去を検討している方は、買取までの日程に十分な余裕を持って、スムーズに医療機器を売却しましょう。